LiftIgniter Labのレポートのページ閲覧数と、Google AnalyticsやAdobe Analyticsのようなサードパーティーのツールの数値に差異が見られる場合は、下記の説明から問題の原因を解消することができる可能性があります。
分析ツールとの間での差異についてデバッグを行う際は、Comparing Data: Adobe Analytics vs. Google Analytics(Adobe AnalyticsとGoogle Analyticsのデータ比較)の記事を参照してください。
RealTime Panelのページ閲覧のカウントは、繰り返されるWebページ閲覧の重複を削除します。
LiftIgniterのRealTime Panelは、同じページへの複数回のWebページ閲覧の重複を削除します。これによって明確に新しいWebページ閲覧の数値を得ることができます。この数値は、Analytics Panelで表示される数値よりも多い場合は半分くらいを示している場合があります。Analytics Panelの数値は、サードパーティーの分析ツールで示される数値にほぼ近いものになります。
仮想のページ閲覧(ハッシュステートの変更)
デフォルトで、LiftIgniterや、Google AnalyticsやAdobe Analyticsなどのツールにおいても、ページ内でのハッシュステートの変更に対して追加でページ閲覧として認識することはありません(例: スライドショーやギャラリーの閲覧)。しかしながら、Google AnalyticsやAdobe Analyticsでスライドショーやギャラリーの閲覧を追加のページ閲覧として認識するような設定を行っている場合に、スライドショーやギャラリーの閲覧がページ閲覧の大きな部分を占める場合は、これらのツールの数値の間で大きな矛盾を生む可能性があります。
LiftIgniterの分析数値とGoogle Analyticsの分析数値を近いものにしたい場合は、LiftIgniterが仮想のページ閲覧をページ閲覧として認識するように設定を行うことを検討してください。詳細は、単独のページで動作するアプリケーションのドキュメントを参照してください。
読み込みの順番
LiftIgniterとGoogle Analyticsは非同期で読み込まれ、両方ともhead部の最後に置くように推奨されています(これに対して、Adobe Analyticsはページの最後に動悸して読み込まれます)。しかしながら、スクリプトの順番や、他の同期するスクリプトの存在によって、それらのスクリプトが異なるタイミングで実行される可能性があります。このため、ページを訪問してからすぐに離脱するようなユーザは、あるツールでは認識されても、他のツールで認識されていない可能性もあります。
詳しくは読み込みの順番のドキュメントを参照してください。
ブラウザの互換性
LiftIgniterでは、ブラウザの互換性によって非対応のInternet Eplorerの古いバージョンではスクリプトが読み込まれません。これが原因で、少ない割合でトラフィック全体にわずかな差異を生む可能性があります。
Google Analyticsをターゲットにしたスパムトラフィック
トラフィックスパムは、実際にサイトに訪問せずに直接Google Analyticsにイベントを送信して、サイト訪問したように見せる場合があります。このトラフィックスパムによってGoogle Analyticsの数値が大幅に高くなる場合があります。
タイムゾーンによる差異
LiftIgniterはパシフィックタイムのタイムゾーンをもとにレポートを作成します。Google Analyticsは設定されたタイムゾーンに合わせてレポートを作成します。このタイムゾーンがそれぞれ異なる場合は、指定した日におけるレポートの数値に差異を生む可能性があります。