Javascriptの組み込みを使っている場合、クリックしたアイテムの閲覧から10秒後と、3分後の計測をしています。
クリックしたアイテムの閲覧を定義する
クリックしたアイテムの閲覧とは、LiftIgniterのタグを付加したURLのWebページの閲覧を示します。LiftIgniterのリコメンデーションのスライスには[li_source=LI&li_medium=<widgetname>][li_source=LI&li_medium=<widgetname>]が付加され、それ以外の元のスライスには [li_source=base&li_medium=<widgetname>]が付加されます。
通常では、すべてのクリックがクリックしたアイテムの閲覧に導きます: ユーザがアイテムをクリックして、クリックして移動したWebページを閲覧します。言い換えると:
クリックしたアイテムの閲覧数〜ウィジェットのクリック数
しかしながら、これにはいずれかの方向に矛盾が生じる場合があります:
- ウィジェットのクリック数がクリックしたアイテムの閲覧数より多い場合、これは、ユーザがウィジェットをクリックしても、そのWebページを読み込まない場合があります。
- クリックしたアイテムの閲覧数が、ウィジェットのクリック数より多い場合、これは、クリックして到達したWebページを再読込または再訪問した場合です。また、タグを付加したURLをユーザが他のユーザと共有した場合(例えばソーシャルメディアなどから)、タグの付いたURLへの閲覧数を増やすことになります。
クリックしたアイテムの閲覧(10秒間、3分間の滞在)
ユーザがクリックしたアイテムを閲覧して、10秒以上滞在した場合、10-second clicked item viewがカウントされます。同様に、ユーザがクリックしたアイテムを閲覧して、3分以上滞在した場合、3-minute clicked item viewがカウントされます。
このカウントは、以下のように関連付けられます:
3-minute clicked item views(3分間の閲覧) < 10-second clicked item views(10秒間の閲覧) < クリックしたアイテムの閲覧〜ウィジェットのクリック数
したがって、一般的には:
3-minute clicked item views(3分間の閲覧) < 10-second clicked item views(10秒間の閲覧) < ウィジェットのクリック数
しかしながら、ユーザが頻繁に再読込や再訪問、URLの共有を行えば、10-second clicked item views(10秒間の閲覧)の数値が、ウィジェットのクリック数より多くなる可能性があります。
タグを外していたり、クリック直後にリダイレクトをしている場合は、データが存在しなくなります。
トラッキングの実装にsetNoTagを使っている場合、またはURLにタグを付加しないカスタムのトラッキングを実装している場合、LiftIgniterのシステムはクリックしたアイテムの閲覧をトラックすることはできません。また、10-secondおよび3-minuteのクリックしたアイテムの閲覧もカウントされず、値はゼロになります。
クリック直後にURLの書き換えやリダイレクトを行っている場合、これらの数値はとても少なくなります。例えば、ユーザがクリックした後にURLが上書きされ、他のWebページに転送される場合などがこれにあたります。